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私の憂鬱




私はとても孤独です

無人の荒野に只一人

とても孤独で寂しいけれど

大切な友達はいるのです


私はとても不幸です

流した涙で溺れるほどの

呼吸をするのは苦しいけれど

それでも恋を泳ぎます


私には価値がありません

転がる砂漠の塵ほども

吹けば飛ぶよな軽さだけれど

昨日プレゼントを貰いました


私は人ではありません

何故なら心がありません

空虚な自分に酔いたいけれど


私には心がないのです

そんな自分に泣くのです


僕は狂っている




ごめんなさい

君の想いには応えられないよ
何故なら僕は狂っているんだ


ごめんなさい

僕がもう少し人であったのなら
いろんな世界を伝える事が出来たのでしょう


でも僕の頭はもう調律ができない
今はただ狂った音程を垂れ流すだけなんだ

見えないものが確かに見えるさ
聞こえない音も聞こえるよ

でも見えるものが見えなくなった
聞こえた音もいつしか消えたよ

僕がもう少し人であったのなら
夏祭りに君と手を繋いで歩く生き方もあったのでしょう

でもごめんなさい

君の想いには応えられないよ
何故なら僕は狂っているんだ

「貴方になら殺されてもいい」なんて

そんなセリフは止めてくれ

何故なら僕は狂っているんだ
何もしないで立ち去るだけだよ

だって僕は狂っているから

何事もなかったように立ち去るんだ



シド・ヴィシャス




オレがガキの頃知っていたシド・ヴィシャスは、

ただベースを振り回しながらオーディエンスの頭を叩き割るのが仕事だと思っていた。

あいつがベースを演奏する姿なんて想像も出来なかった。


いつしか大人になったオレは

改めてシド・ヴィシャスという男を観察する事にした。


やっぱりどこから見てもベースで人をぶん殴るだけの男だった。


だがガキの頃とまったく変わっていないその姿にオレは何故か満足した。


あいつはベースで人を殴るのが仕事なんだ。


月曜の午後




朝起きて呼吸をしているのはとても当たり前なことで

朝だから少し肌寒いのも至極当たり前で

そういえばお腹が空いたなぁという生理現象もまた当たり前で

でもよくよく考えてみるとそう感じない人がいるのもそれも当たり前で

夜を越えられず、朝が訪れる前に死に至る人がいるのも当たり前な事で


じゃあ当たり前なんかこの世界には何一つないんだなぁ


でも全てが当たり前じゃないのなら

当たり前ってなんだろう?


そう思いながら窓の外を見ると丁度瞳に日の光が入ってきてさ


ああ、今日は晴れてんだから当たり前だよなぁ・・・



・・・なんて事を考えたけして当たり前ではない、月曜の午後



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